教育環境の充実を!

先日、私の働く児童養護施設(以下学園)と、

子供たちが通う中学校で情報交換&対策会が行われました。

学園の子供たちに限ったことではないですが、不登校、子供同士のトラブル、

先生への暴言、教室を飛び出すなどの行動・・・先生たちも困っている様子でした。

 

子どもたちがこうした行動をしてしまう理由はそれぞれですが、

“勉強についていけない”ことが、とても大きいように思います。

その背景には、食事も睡眠も十分ではなかった環境で育ったことや、

養育者からの種々の暴力にさらされてきたことよる発達の遅れや偏り、

対人関係を築くことの難しさ、これらから安心感を持てず過覚醒や集中困難が

引き起こされることなど、様々な要因が絡み合っています。

 

学園でも小学生のうちから学習ボランテイアや個別対応塾の利用、

勉強時間の設定などの対策を講じていますが、

成果が出るのはもう少し先になりそうです。

勉強が苦手な子どもにとっては、1日5時間も6時間も理解できない授業を

聞くことになっていますが、その時間を、その子供に合わせたレベル、

時間設定で、少人数で学べたら、子どもたちのストレスもぐんと減り、

勉強が楽しい、と思えるようになるかもしれない。

そんな理想を目指して中学校も特別支援の先生や、

カウンセラーさんも導入して精一杯対応してくださっていますが、

もはや限界に来ています。

人的資源も、金銭的資源も、圧倒的に足りないのです。

このような支援は、学園の子供たちだけではなく家庭のお子さんも、

また、中学に限らず、小学校でも必要かと思います。

 

声を大にして言いたい。子どもたちに、もっとお金を使おうよ!!と。

子どもはこれからの日本を担う大切な存在です。

大切なことをおろそかにしない、みんなが生きやすい環境を、

当事者たちも行政も生活者みんなで作っていきたい。そう思うのです。

 

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