不況と「うつ」の関係

先日、ある新聞の記事に、

「100年に1度といわれる不況下で、

うつ病を患うサラリーマンが増えている」

という内容があった。

職業柄か、このような記事を読むと、うつ病のサラリーマン家庭の

子どもの状態はどうなのだろうか?というようなことを考える。

子どもは敏感だ。親の抱える労働環境やそれがもたらすストレスは、

程度の差はあれども、何らかの形で子どもに影響を及ぼす。

増え続ける仕事量に、反比例するかのような収入。

日々内外から入る情報は「リストラ」「倒産」など暗いものばかり。

明るい市場などどこにもないのに、会社からは

もっと売上を伸ばせ、努力が足りない、などと叱咤される日々。

そんな状況で、

子どもを十分にかまってやれないほどの疲労感を、慢性的に抱え、

時には八つ当たりという形にもなり、

最悪の場合、虐待にも発展し・・・というように、

経済と子どもは、一般に認識されている以上に密接な関係にある。

 

経営側も、労働側も、そのことをきちんと認識しなければ、

この国に未来はない。

これは、

未来そのものである子どもたちと、日々向き合う者としての確信だ。

 

 (K)