当ユニオンに寄せられたメッセージをご紹介します。

NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事/反貧困ネット副代表 

赤石千衣子氏より

~臨床心理士ユニオンの活動を応援します~

児童養護施設、福祉、医療、教育、司法の領域の臨床心理士の方々の活動は、

非常に重要な意義を持っています。子どもの貧困、そして若者、女性、

障害をもつ人々 などさまざまな貧困が問題となっていますが、

貧困とはすなわち、お金がないだけでなく、

メンタルな問題を伴っています。そのときに必要なカウンセリングやサポートが

安定的に得られることが、こうした子どもたち、若者、女性、障害をもつ人々など

当事者が未来を開いていく力を出すためには非常に重要です。
こうした重要な仕事を担っているにも関わらず、臨床心理士の待遇は、人が人と
して生きていくにはあまりにも不十分なものだということを始めて知りました!
個人のがんばりだけでよい仕事をしていくには限界があるのではないでしょうか。
臨床心理士ユニオンの活動を応援します。

作家・反貧困ネットワーク副代表 

雨宮処凛氏より

「臨床心理士」という専門職の方々が、これほど不安定な環境で働いていたことを、
恥ずかしながらまったく知らなかった。
私の周りにも、臨床心理士を目指している人は多い。
人の役に立ちたい、様々な事情を抱えて困っている人に寄り添いたい。

そんな思いを文字通り「搾取」するような雇用形態はあってはならない。
それは結果的に、心のケアという領域を崩壊させることにも繋がってくる。
そんな中で立ち上がった人々を、勝手に応援させて頂きたい。

 

明治学院大学名誉教授(社会福祉) 

濱野一郎氏より

~臨床心理士の待遇改善を早急に!~
臨床心理士はいうまでもなく専門職です。

臨床心理士の資格を得るためには、「日本臨床心理士資格認定協会」が

実施する資格試験に合格しなければなりませんが、

受験するためには、指定大学院あるいは専門職大学院を修了するなどの

受験資格が必要とされます。
そんな厳しいハードルを越えて資格を取得しても、

いざ就職ということになると、いまだ非常勤職員待遇が圧倒的に多く、

賃金水準も低く、自立した生活を営むにも届かない状態です。
臨床心理士ユニオンのメンバーの多くは児童養護施設の非常勤職員。

メンバー達は「ボーナスも昇級もなく、仕事を掛け持ちしないと結婚も

できない」と訴えています。
一方で児童養護施設では虐待を受けた子どもたち等心理的にも
傷を負った

子どもたちが多く入所し、その対応に苦慮する声が充ち満ちています。

人並みな生活もできないような状況下で仕事をしている専門職の方々にも

深刻な心身症が見られても不思議はありません。
臨床心理士の能力が十分に発揮されるよう、

その待遇改善が一日も速く実現することを願ってやみません。

活動家/NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長

/反貧困ネットワーク事務局長他

湯浅誠氏より

人に寄り添う、本当に必要な仕事の多くが不安定雇用になっています。
格差と貧困が広がる社会では、人々の抱える困難は複雑化し、

社会全体に閉塞感が漂う中で、精神的な悩みを抱える人たちが増えています。
こうした中、その人たちを制度的・心理的に支える仕事はますます重要に

なっています。人を大切にするための重要な仕事に携わる人たちが

自身の生活や将来に不安を抱えなくて済む社会が、

人を大切にできる社会なのだと思います。
応援しています。

 

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